父の日に語る、母のこと。。
2年ぐらい前。まだ母は認知の症状はほぼゼロでまだ母が母であった頃。娘にとっては歩けなくなったけど、いつもの婆であった頃。病院帰りにスーパーへ買い物に寄った時の画像⇧です。母はデイサービスに4年通っていますが、一泊二日お泊りデーと ...
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2年ぐらい前。
まだ母は認知の症状はほぼゼロでまだ母が母であった頃。娘にとっては歩けなくなったけど、いつもの婆であった頃。
病院帰りにスーパーへ買い物に寄った時の画像⇧です。
母はデイサービスに4年通っていますが、一泊二日お泊りデーと日帰りデイと休日とを組み合わせもらって来ていました。
先般GW前に園でコロナが発生して、母は超濃厚接触者になり1泊予定で出かけたそのまま10日程連続でお泊りすることに。幸い罹患せず隔離期間が過ぎました。
(圧迫骨折で歩けなくなっただけで、この頃もまだまだ元気でした。)
そして、10日ぶりに帰宅した時ですが、母は別人のようになり、喋りもせず足腰ガクガクで帰って来て。車いすの移動も大変なほど。
(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
10日でこんなに衰えるの?
的な。
それまでの母と大違い。園のせいと言うつもりは決してありませんが、コロナで帰宅させられない数人を少人数で対応!?それぞれを隔離し、10日間も最小限の人との接触しかなく、寝かされたままで?母の脳と足腰は凝り固まってしまったのだと思います。
(娘に車を買ったのでそれを見せに帰った時。パジャマで失礼💦
母は昭和一桁生まれ。同級生女子の中で3人ほどの免許所持者でしたのでモーさんの車を楽しみに)
あの日10泊11日でデイから帰った時の母の姿は忘れられない。
驚愕?そして確信!?
在宅介護併用で頑張っているからこそ、命がここまで繋がっているのかも。家族が頑張っている事実は母の生きる活力に繋がっていると痛切に感じた出来事です。
母の日のブログに、私は母のことには一切触れませんでした。この事を途中までブログ記事に下書きをしてたのですが送信することはしませんでした。元に戻るのか不安でしたから。(申し添えますが、決して園を非難する気持ちではありません)
が、一か月程過ぎた今、母はほぼほぼGW前程度には戻ってきています。が、追ってまた日に日に衰える事実がある現実。
父に怒鳴られながらトイレに行ったり。部屋でも何かを𠮟られていたり。私は聞いていられず直視出来ずそんな時はそっと立ち去ります>夫婦喧嘩は犬も食わない
粗相した事や、オムツ使用ですが寝具に漏れたりしたことも1回や2回ではありませんしたし。自宅介護はやはり下の世話が何より難問なのかもです。
時には家族同士喧嘩腰で、いえ、喧嘩「腰」ではなく喧嘩になって、気を付けないと介護は家族関係も壊しますね。
母はおトイレに連れて行けば自力で用を足せていたのでそれが救いで自宅でここまで頑張れたのだと思います。(主に父が介助)
が、最近は立つことがままならないことがあって、自宅ではオムツで用を足す事も増えました。
どんどん筋力が無くなり父がトイレ介助を出来なくなりつつある現実もあります。
それに父は自分が歩行器が無いと歩けないのに、母の車いすを押すことを歩行器がわりにトイレに連れて行き、器用に壁に自分の身体を預けて母の介助をするんですから。(ベッドから車いすの移動も父が全部です)
母もほんの最近までは会話も成り立ってたし、全く父に負けて無くてなく言い返す。夫婦喧嘩勃発。最後まで母も強しです。笑。ふたりで言い合いながらトイレに行って、ベッドを並べて夜を過ごし、そういう環境が全て母の生きる活力になっていたのだと思うのです。
「こんな事」があった後なので、特養の入所連絡があまり嬉しくなかったというのが現実です。もう少し?もう半年?程度なら、私も自宅に戻って父と兄と3人でなら…まだまだ頑張れたかもという気持ちが今でも消えません。
介護にはそれぞれの家庭環境や事情に合わせてどれが最良との答えは無いですね。「たら」とか、「れば」とか、また他のご家庭や一般的な事例と比べる事はなかなか難しい。答えはなく、家庭それぞれの形・答えがある。
入所権利を一度パスすると、次の順番がいつかが分からない。半年後か一年先か?もっと先か?その間に家で看られない程、母の容態は急激に悪くなることもあるだろうし。
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父と入所の話を別室でした後で部屋に戻ると、(大声で話すから聞こえちゃったか)ONOFFが繰り返され正気の時の方が少なくなった母なのに、
「みんなを困らせて悪いな~」
と、私に言うんです。何故か何かを察したのか、正気に戻って昔のままのいつもの母の顔と話ぶり。
一番苦しいのは母なのですよね。
いっそ、全部何もかも分からなくなってくれたらと願う時がある。
家で看るのも限界が近いし、特養に入れるのも忍びない。どうしたら良いんだ。とても苦しんだ1週間でした。
でも、特養に入れて頂き良かったと思う日が家族皆に必ず来るはず。いえ、もう既に…、まだ入所していませんがそう思えます。母は自力で立てる時間がどんどん減ってきて、昼間も眠ってばかりで体調の波が激しい。
母には「孫(モーさん)が立派に社会に出るその日」まで必ず命を繋いでほしいと思います。娘の大学合格の発表のあの日から孫がその職種に就くことを自慢に楽しみにしています。もう忘れてて過去形かな😢
4年間は絶対に生きてて欲しい。
娘の晴れ姿を楽しみに頑張って欲しいです。
母のことが世界で一番好きなので、
母の日に語れなかった母のことを語ってみました。
家族の現状や、プライベートな事は
私の日常を記事にする上で語らずにはいられないので、
さらっと触れてきてますし、愚痴っぽく、ここで吐き出す事も
ゼロでは無かったと思います。
ただ、あまり深く記事にはして来てはいません。
でも今日は父の日で、父のこと、
そして母の今を語ってみました。。
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